転職時の保険証の注意点
転職をすると、これまでの会社で加入していた保険証が使えなくなります。新しい会社に就職すれば、そこで新しい保険証が発行されますが、その間に保険証がない期間が発生します。その期間、病院に行く必要がある場合は、注意が必要です。
1. 退職時に保険証を返却する
退職した会社から保険証を受け取ったら、速やかに返却しましょう。退職日の翌日以降は、保険証の使用ができません。もし、退職後に保険証を使用すると、医療費の返還や、場合によっては詐欺罪に問われる可能性もあります。
2. 転職先が決まっている場合は、転職先で手続きを依頼する
転職先が決まっている場合は、転職先に保険証の切り替え手続きを依頼しましょう。転職先で手続きをしてくれるため、転職者の手間はかかりません。
3. 転職先が決まっていない場合は、任意継続か国民健康保険に加入する
転職先が決まっていない場合は、任意継続か国民健康保険に加入しましょう。任意継続は、退職した会社から加入していた健康保険に引き続き加入できる制度です。国民健康保険は、住民票のある市区町村に加入する健康保険です。
4. 保険証が届くまでの期間に病院に行く場合
保険証が届くまでの期間に病院に行く場合は、会社に健康保険被保険者資格証明書の発行を依頼しましょう。健康保険被保険者資格証明書は、保険証の代わりに使用できる書類です。
まとめ
転職時の保険証の切り替えは、転職先が決まっている場合と決まっていない場合で手続きが異なります。また、保険証が届くまでの期間に病院に行く場合は、健康保険被保険者資格証明書を利用するなど、注意が必要です。
転職を検討している方は、これらの注意点をしっかり確認しておきましょう。
