転職時の保険証のメリット
転職時に保険証を取得するメリット
転職すると、それまで加入していた健康保険の資格が喪失します。そのため、転職先で新たに健康保険に加入することになります。
転職時に保険証を取得するメリットは、大きく分けて以下の3つです。
1. 健康保険の適用を受けられる
健康保険に加入していれば、医療費の自己負担が3割になります。また、出産や育児休業などの社会保険給付も受けられます。
2. 任意継続保険に加入できる
転職後、20日以内に任意継続保険に加入手続きをすれば、転職先の健康保険に加入するまでの間、継続して健康保険の適用を受けることができます。
3. 国民健康保険の加入手続きが不要
転職先で社会保険に加入する場合、転職先が国民健康保険への加入手続きを代行してくれます。そのため、自分で国民健康保険の加入手続きを行う必要がありません。
保険証の取得手順
転職先で社会保険に加入する場合、転職先の担当者が健康保険証の交付手続きを行います。
手続きには、以下の書類が必要です。
- 離職票
- 健康保険資格喪失証明書
- 印鑑
また、転職先の健康保険組合によっては、さらに別の書類が必要になる場合もあります。
保険証が届くまでの間は？
転職先の健康保険証が届くまでの間は、任意継続保険または国民健康保険に加入する必要があります。
任意継続保険は、転職先の健康保険組合に加入していた保険料の2倍程度の保険料がかかります。一方、国民健康保険は、世帯の収入や資産によって保険料が異なります。
まとめ
転職時に保険証を取得することは、健康保険の適用を受けられる、任意継続保険に加入できる、国民健康保険の加入手続きが不要になるなどのメリットがあります。
転職の際には、保険証の取得手順や保険証が届くまでの間の対応について、事前に確認しておきましょう。
